ボトックスの効果の持続と脳性麻痺に対するボツリヌス治療もあります
ボトックスは米国アラガン社の商品名です。眼科や神経内科で、眼瞼・顔面痙攣などの治療に筋肉の弛緩効果を利用して用いられていました。しわ取りなどの効果が認められ、アンチエイジングにもボトックスが用いられるようになってから急速にその使用が拡大してきました。
ただボトックス注入後、数時間の頭痛やまぶたが重たく感じたり、注入量が多すぎると眼瞼や眉毛の下垂が起こることがあります。その他にアレルギーや注入による内出血などの副作用があげられます。
また長期間にボトックス治療を続けると、ボトックスに抗体ができて効果がなくなる可能性があります。
このようなことを防ぐには、ボトックスを注入する量を注意しなくてはいけません。
このうち強い筋緊張を示す場合の治療は、内服薬の投与や、リハビリが中心です。また、変形のみられる場合には整形外科での手術も行われます。最近、海外を中心に新しい治療法がいくつか導入されてきています。ただ、日本国内では、治療可能な病院がまだまだ限られています。また、保険診療の対象になっていなかったりなどの制約が多いです。
このなかのひとつにボトックス治療があります。
頚(くび)から背中にかけての姿勢の異常に対し、ボツリヌス毒素製剤を使うことが、日本でも5年ほど前に承認されました。
実際に注射を行った患者さんやそのご家族によると、「体や顔の向きを自分でコントロールできるようになった」「頚や肩の痛みや凝(こ)りが楽になった」「寝ている姿勢が良くなり、反り返りもなくなった」
一般的には効果が持続するのは注射後3~4ヵ月間です。
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